もう一度、逢えたら…
とにかく、
自分の気持ちを
落ち着けようと、
とりあえず
瑞穂の姿を探した。


瑞穂は
小山と仲良く
話しているのが見えた。


(あ、邪魔しちゃいけない……

ど、どうしよう……)

空いている席を見つけると、
とりあえず
そこに置いてあった
グラスに入った飲み物を
飲み干した。


「え、遠藤さん?
大丈夫?
何か頼もうか?」


突然の私の行動に
驚いた石山君が
注文をとってくれた。
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