もう一度、逢えたら…
その様子を見ていた
瑞穂が
私の横に来ていった。


「叶恵どうしたの?

顔が赤いよ。

酔っちゃった?」


「ううん、
大丈夫。

ちょっと
ビックリしちゃっただけ……」


「何かあったの?」

瑞穂は
興味津々といった感じで、
私の顔を覗きこんだ。


(うーん、どうしよう。

瑞穂に言っても
良いのかな?

でも、
私の頭だけじゃ
訳わかんない~!!)


私の頭は、
すでにパニックしかけていた。
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