もう一度、逢えたら…
「なんか、
速水君が
酔っちゃったみたいで、
外の風に
あたりに行くって
言ってたんだけど……」


「うん。」


「たいした事無いって
言ってたけど、
心配だったから、
おしぼり貰って
行ったの……」


「うん、それで?

速水君は大丈夫だったの?」


「うん、多分大丈夫だと思う。

一応おしぼりは、
渡してきたから……」


「で?
それだけじゃないんでしょ?
さっきの様子からいって。」


絶対に
何かあったと
確信しているような口調で、
瑞穂は
興味津々といった感じで
聞いてきた。
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