もう一度、逢えたら…
速水君が仕事と口にしたことで、
納得したような表情になった小山君は、

「相変わらず、忙しいんだな、お前は。」

と言った後、
ちょっと考え込み、


「にしても、

今日はまた随分と洒落込んでるよな?

俺と比べてどうよ?」


とまじまじと速水君の洋服と自分の姿を比べてみていた。


それを見ていた私は、
小山君が中学時代から
いつも櫛を手放さない、
あの頃から、髪の毛も明るくしていて、
身なりをとても気にする男の子だったことを思い出して可笑しくなった。
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