もう一度、逢えたら…

☆二次会

一次会が終わり、ほとんど全員が二次会に流れた。

二次会は、カラオケボックスだった。


席に着くとき、奥の方から順番に席に着いた。


私の隣の席は、浦野君だった。


浦野君とは、小学校3、4年生の時と中学3年の時、同じクラスだった。


浦野君と私は、

「久しぶりだね。」

と言った後、
どちらからも会話を振ることが出来ずに、
反対の席の人と話をすることが多かった。

でも、私はあんまり気にならなかった。


彼は昔から、女の子と仲良く話しをする
というような感じではなかったから。
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