俺を嫌いになればいい。
「えぇ!?ちょっと待ってください!蜂須賀君、補習の件は!?」
「だから無理」
「わ、わたしも不参加を認めるのは無理です…。一応貴方のクラスの学級委員長なので見過ごす事は…」
「それ、本気で言ってんのか?」
振り向いた蜂須賀君に『え?』と小首を傾げる。
「お前、ただ頼まれただけだろ?」
「…」
「“委員長”だとか、所詮はただの後付けにしか過ぎねえ」
「…」
「俺の不参加の有無を決めるのはお前じゃない。担任だ。
アイツが認めねえから、頼まれたお前も認められねえ。
俺の補習なんてお前は更々興味無く、本心からじゃねえ。違うか?」
「…」
「お前、バカなくらいお人好しで有名だし」
その言葉には、目を見張る。