俺を嫌いになればいい。
なんで顔濡れてるんだろう?と頭を捻る。
蜂須賀君はタオルで顔を拭うと、盛川君に投げ付けた。
「…余計なことをベラベラ話してんじゃねえよ、殺されてえのか」
「おっかねえな、飛鳥は。
どう?顔を冷やした気分は」
「…うるせえ、向こういけ。隣に座んな」
「ぷ。糸永さん、こういうのも“独占欲”って言うんだよ」
「…」
ドカッ!と蹴られた盛川君は笑いながら、人生ゲームをしている人達の輪に戻って行った。