俺を嫌いになればいい。





「うわぁ、」





思わず感嘆の声が出る。



『グレートティーチャー鬼塚になるんだ!』と叫ぶ男の子。



教卓に立ち、黒板をバシバシと叩いているところを見ると、どうやら勉強会をしているみたい。



わたしの知る“勉強”とは全く違う。



学校でも塾でも、こんなにウキウキしながら見入る“勉強”なんて知らない。



彼等の“勉強”はとても騒々しく、とても―――楽しそうだった。





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