俺を嫌いになればいい。





いまだ固まるわたしの、肩を揺する。





「…委員長?」

「…えっ?あ、ごめん。何かな?」





聞き返すと呆れた目を向けられた。


そして溜め息をつき、蜂須賀君は聞いてくる。





「だから、何やってんの?」

「何って、蜂須賀君に会いに―――――‥」





そこでハッとする。



脳裏を過った、当初の目的。



意外と苦労せず蜂須賀君に会えた事に驚きつつも、これは好機だと思った。





< 99 / 309 >

この作品をシェア

pagetop