YUMERI〜女のコにはユメとキボウがあるのだ!〜
創介は横の女性と特に会話をかわすでもなく、黙々と歩いている。

「ばあちゃん…」
もう尾行するのやめようよ、と言いたかった。
でも寡黙になって創介の背中だけ見ているミヨに、そう言えなかった。
とにかく、ばあちゃんの不安を取り除かなければならない。

考え事をしていると、二人が消えた。
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