YUMERI〜女のコにはユメとキボウがあるのだ!〜
十字路で二人が消えた。
希望梨が慌てて走ると、山の方に歩く二人が見えた。
゛山の手霊園″
という看板が目に入った。
墓地?
誰の?
希望梨がたたずんでいると、息を切らしてミヨが追い掛けて来た。
しばらく肩で呼吸した後、
「ばあちゃん歳なんだから走れないよ…」
とつぶやき、孫娘の目線の先の霊園に気がついた。
「あぁ、ここは去年出来た霊園だよ…。山の開発で…。じいちゃん、ここに入ったのかい?」
ミヨの問いかけに希望梨はうなづいた。
二人はゆっくり、霊園に入って行った。
希望梨が慌てて走ると、山の方に歩く二人が見えた。
゛山の手霊園″
という看板が目に入った。
墓地?
誰の?
希望梨がたたずんでいると、息を切らしてミヨが追い掛けて来た。
しばらく肩で呼吸した後、
「ばあちゃん歳なんだから走れないよ…」
とつぶやき、孫娘の目線の先の霊園に気がついた。
「あぁ、ここは去年出来た霊園だよ…。山の開発で…。じいちゃん、ここに入ったのかい?」
ミヨの問いかけに希望梨はうなづいた。
二人はゆっくり、霊園に入って行った。