私の心を彩る君




「ねえ、あの男の子もかっこよくない?」
「たしかに!私タイプかも!」



また女の子たちの声が上がる


さほどそれに興味ない私は先生の話を聞くために前を向いていたが、右側から声をかけられた





「あれ…?もしかして君、朝の…?」




え?朝?と思って振り返るとそこには先程会ったイケメンさんの姿が…



「……………え!?」



体温が上がり、自分の顔が赤くなるのが自然と分かる




ちょうど考えてた時に、なんてタイミング!はずかしい…!って返事しなきゃ!



「えっと…、うん、朝会ったよね。」


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