それだけで、キセキ。
嘘! 嘘! 嘘!
信じられない........
ちょっともう、何やってんの、私。
凹むと同時に必死で思い出そうとするけど、何があったか全く思い出せない。
お互い服は着たままだし、彼が隣で眠っている訳でもない。
とりあえず、間違いはなかったような気がする。
でも、じゃあ、何でこの状態?
記憶が無いなりにアタマをフル回転させていると、彼が目を覚まし、ゆっくり手を離した。
「ん、あ、おはよう、智子さん.......。」
「おはよう.......。」
「ごめん、俺、寝ちゃったんだ。」
「........。」
「あれ? もしかして、って言うか、やっぱり記憶ない?」
「うん。」
「あ、えっと、何もしてないから。大丈夫だよ、ホントに。」
「そう、なの?」
「昨日、智子さん、俺にもたれて寝ちゃったから、先輩と陽子さんに送って行けって言われて、一緒にタクシーに乗ったんだ。家も近いし。」
「そう。」
「そしたら帰っちゃイヤだって言うから、安心してもらおうと思って手を繋いで、眠るの見届けてから帰るつもりだったんだけど、俺も寝ちゃったみたいで.......。」
信じられない........
ちょっともう、何やってんの、私。
凹むと同時に必死で思い出そうとするけど、何があったか全く思い出せない。
お互い服は着たままだし、彼が隣で眠っている訳でもない。
とりあえず、間違いはなかったような気がする。
でも、じゃあ、何でこの状態?
記憶が無いなりにアタマをフル回転させていると、彼が目を覚まし、ゆっくり手を離した。
「ん、あ、おはよう、智子さん.......。」
「おはよう.......。」
「ごめん、俺、寝ちゃったんだ。」
「........。」
「あれ? もしかして、って言うか、やっぱり記憶ない?」
「うん。」
「あ、えっと、何もしてないから。大丈夫だよ、ホントに。」
「そう、なの?」
「昨日、智子さん、俺にもたれて寝ちゃったから、先輩と陽子さんに送って行けって言われて、一緒にタクシーに乗ったんだ。家も近いし。」
「そう。」
「そしたら帰っちゃイヤだって言うから、安心してもらおうと思って手を繋いで、眠るの見届けてから帰るつもりだったんだけど、俺も寝ちゃったみたいで.......。」