星使いの少女Ⅱ
3章 最期の一ヶ月

天界から人間界に


人間界に降り立った私。



その途端、フッと力が抜けた。



力を使いすぎた…?



「も…む、り…」



視界が霞んで焦点が合わない。



倒れそうになった時ーーー−−…



声が聞こえた。



「お帰り、由良」



あたしはそこで意識を手放したーーー−−…


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