青き狼、赤き龍
「副長、刀くらい己で持ちにいってくださいよ」


取り調べ内容をメモしていた、山崎がため息をつく。


「今この状況で離れられる訳がねぇだろうが!」


「それは俺も同じです。貴方らの会話を速記するの、どれだけ大変だと思ってるんですか?手がもげそうですよ」
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