携帯フケータイ。

俺はおっさんと彼女の顔を交互に見比べた。

全然似てないんですけど……。


「おきよ、お前、東京でナニ教わってきたんだ!?こんな、どこの誰ともわからん奴に、だ、抱き着くなんて……!」

その、どこの誰ともわからん奴に婿に来いって言ってたのはどこの誰でしたっけ……?

「何よ、どこがいけないのよ?この人は私の彼氏だもの。それに、私が行ったのは東京じゃないし」

それに恋人が出来たって前にちゃんと報告したでしょ、と彼女は俺の腕を引っ張る。



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