携帯フケータイ。
「携帯、フケータイ……?」

彼女が首を傾げて俺を見る。

「うん、それがさ、俺」

そこでまたおっさんの邪魔が。

「はよ二人共乗れや!!二人きりになんかさせんからな!!今から二人共うちに来い!!」

無茶苦茶怒っている……。

でもまあ、一応彼氏として認めてもらえたって事かな。

おっさんの命令(と俺は感じた)にあからさまに嫌そうな顔をする彼女の手を引いて、俺は微笑んだ。


「行こう。理由は後でちゃんと説明するから。“携帯フケータイ”の意味もね」



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