携帯フケータイ。
それから帰るまでの数日間。

おっさん命令で、俺と彼女は畑で仕事をさせられた。

「もう、父ちゃんの石頭」

ぶつぶつ文句を言いながら手際よくキャベツを刈り取る彼女。

俺は畑でキャベツがどんな風に育っているのか自分の目で確認出来て、何気に楽しんでいた。

「慎ちゃんが携帯忘れたりするからだよ」

下手くそな手つきでキャベツと格闘している俺を、彼女は隣から手伝いながら睨む。



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