オレ様探偵とキケンな調査
電車を乗り継ぎ、帯金探偵事務所の前。
思いがけず見えた背中に、あたしは身を隠す。
帯金さんだ…。
急ぐ足で大通りに出て、タクシーをつかまえる。
あたしも慌てて車を見つけ、
「前の車を追ってください」
と、それだけ告げると、車は冬の街をしばらく走り、総合病院の前で停車した。
「お釣りはけっこうです」
その背中を見失わないように、こっそり後を追う。
どこか体の調子がおかしいのかな…。
ちゃんとご飯は食べてるのかな…。
なのに帯金さんは受付を通り過ぎ、どの科の前でも止まることなく、真っ直ぐ大きな病院の建物の中庭へ出た。
思いがけず見えた背中に、あたしは身を隠す。
帯金さんだ…。
急ぐ足で大通りに出て、タクシーをつかまえる。
あたしも慌てて車を見つけ、
「前の車を追ってください」
と、それだけ告げると、車は冬の街をしばらく走り、総合病院の前で停車した。
「お釣りはけっこうです」
その背中を見失わないように、こっそり後を追う。
どこか体の調子がおかしいのかな…。
ちゃんとご飯は食べてるのかな…。
なのに帯金さんは受付を通り過ぎ、どの科の前でも止まることなく、真っ直ぐ大きな病院の建物の中庭へ出た。