オレ様探偵とキケンな調査
───!!


颯太くんの顔が一気に近づいたと思ったら。


重なっていたのは唇で。


つまりあたしは10コも下の高校生にキス…をされてしまったわけで。


パニくる頭を整理できないあたしは、入り込んでくる颯太くんの舌に惑わされるばかりで。


今時の高校生、恐るべし…とか、変な事を考えていた。


「かわい」


「───っ!」


「ついでに寝てく?」


「ね、寝ませんっ!」


「ざーんねん。ま、いいや。今日のところは治療と恋人宣言ってコトで。猫、持ちますから、送って行きます」


「だ、大丈夫!バンビーノちゃんはあたしが…!」


「その腕で?」


言われてみると。


両腕が脈打つように、ジンジンと痛みだしている。


「痛いでしょ?」


うっ…すっかり颯太くんのペースだ…。


「送ります」


「うん…。じゃあ…お願いします」
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