俺をみつけて【短】
あれから何日か経ったある日。

その日は久々の休暇だったけど、あの子を見るため(ちょっとストーカー気味だな…)電車にのってた。

あー、可愛いなー…なんて思ってたら

「あの、この前ケータイ拾った…人ですよね?」

あの子が話しかけてきてくれた。

いつもと違うのは、最近かけてなかった眼鏡がかけてあること。

「あ、は、は、はいっ」

めっちゃ挙動不審になっていることも気付かないぐらいに俺は緊張してたと思う

「これ、あたしの鞄にひっかかってて…」

…あ、これ…

探してたストラップじゃん!

「あ、ありがと!」

あ…もしかしてこれって、チャンス?!

“…じゃあ”

彼女がそう言う前に、言わなきゃ。

「じゃ「あ、あの、お礼させてもらってもいいですか?」」

「え!いや…ケータイ拾ったぐらいでお礼なんて……」

「でも、大切なものだったし…ね?」

押して押して押しまくると、ついに

「じゃあ…」

とおれてくれた。


その時のテンションの上がりようは半端なかった
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