実らぬ恋〜『コンビニに行こう!』番外編〜

きっとなんで純さんが現れたのか…不思議なんだろうな…


俯きながらも…俺をチラッと見る視線、何か言いたげだ。


『純さんと俺は同じアパートに住んでるんだよ。』


そう言うと納得したみたいに後ろにあるアパートを振り返っていた。


そんな俺達に、純さんは、

『二人はなんで?』


核心をついてくる。


いまだに純さんはハルちゃんから視線を外さない。


純さんは責めるようにハルちゃんを見つめていた。


その視線のせいで明らかにハルちゃんが動揺している。


少し手が震えていた。


今すぐ握りしめたい…。


この両手の買い物袋が今だけは忌々しい…。


袋をギュッと強く握りしめた。


そんな目でハルちゃんを見んなよ…。


ムカつく…。


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