実らぬ恋〜『コンビニに行こう!』番外編〜

答えられないハルちゃんの代わりに俺が答えた。


『これから夕飯作ってもらうんだ〜!』


って…純さんを挑発するように…。


その挑発に純さんは誰の目から見ても分かるくらいに動揺していた…。


あんなにジッと責めるように見ていたハルちゃんから視線を外した。


なのに、


『俺も行っていい?』


めげないなぁ…。


あからさまに嫌な顔をして、

『やだよ…。純さんは彼女に作ってもらえば?』



止めの一言…。



その一言に純さんは自傷ぎみに笑い…俺達の横を通り過ぎ、部屋に入っていった。



ハルちゃんは…その純さんの後ろ姿を…悲しそうに見つめていた。



きっと今俺が隣にいることさえ…忘れてるんだろうな…。



ヤバい…


痛いよ…胸が…。


ズキズキするよ…


ハルちゃん…。


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