甘くて危険な恋!?
それに…。

「哲也ともう少しいたいのに…。」


ハッと気づいたのはそう言ったあと。

心のなかで言ったつもりだったのに…。

哲也、うんざりだよね…。

俺はいたくねぇしって言われたらどうしよう。

哲也を見てみると。

「バッ。こっち見んな。」

真っ赤になっていた。


「ちょ。なに?どうしたの?」


「お前、可愛すぎだろ。なんだよ、もう少しいたいって。」

「だって、ほんとのことだし…。」

「なら、うち来い。」

「へ?」

な、な、なーにをおっしゃってるのかな~このお方は。

「俺と一緒にいたいんだろ?だから、うち来い。いっそ泊まれ。大丈夫、俺が襲ってやるから。」


な~!?

「な、なにが大丈夫よ!!もういい。私帰る。」

「怒んなよ。うち来いって。」

「遠慮しますー。」

「んだよ。」


そんなこんなで家に帰った。


別に哲也の家に行きたくないわけじゃないけど…。

襲われそうだから。

心の準備は出来てるんだけど…。

やっぱり恥ずかしいから。


次は行きたいな~。

なんちゃって。


そんなことを考えながら
眠りについた。


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