キミの傍にいつまでも

「お、おはよう」
勇気を出して挨拶してみると隣の人は無愛想に返事をした
「私、横山結依っていいます。よろしくね」
「...オレは清水航佑」
チラッと私の方を向いてくれたけど、その顔はとてもかっこよくていつの間にか見とれていた
航佑っていうのか...かっこいい名前だなぁ。
そんな事を思ってるといきなり清水くんが笑い出した
「ぷぷぷっ！横山さん？アンタ声に思ったこと出しすぎ」
「へぇ？！こ、声に出てたんだ...」
は、はずっ///
あ〜めっちゃ笑われてるよ...
「そ、そんな笑わなくってもいいじゃんー！
てか結依でいいよ 航佑くんでもいい？」
「ごめん。おもしろくって」
謝りながらも笑う航佑くんはとても可愛らしいい顔をしていてその表情にときめいてしまったのは、なんでだろう...？

「キーンコーンカーンコーン〜♪」
ガラッ！先生が入ってきてそれまで騒がしかった教室は、だんだんと静かになっていた
「まずはみんな入学おめでとう。
今日からはここの生徒だ。わからないことはなんでも聞いてくれ！では、入学式があるので体育館に移動してくれ」
そんな挨拶のあとゾロゾロと体育館へ向かった。