マンガみたいな事が起きました。


それでも、エレベーターから一歩も動けなくて……


気付いたら渉がいる階まで
エレベーターで来ていた。


ティッシュで止血していた指は
いつの間にか血が出ていなくて。


それでも鈍い痛みが指に残った。



渉の部屋の前、


女子でいっぱいになっていた。


今は先生たちの会議中。


だからきっとみんな待ってるんだ。




< 230 / 341 >

この作品をシェア

pagetop