生きていかなきゃ

次いであたしが出る。



学校のことを考えているあたしの足取りは重い。


またバカなことしてる連中を視界に入れないといけない。



本当に嫌だ。



「よっ!」


呑気に下駄箱で靴を履き替えていると、後ろから声がかかった。



振り向いて声の発信者を見る。


昨日会った男だ。



「どうも」


「なんか冷たくね?」


あたしの態度に一言言うと、彼はめんどくさそうに靴をしまう。



< 89 / 373 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop