『スキ』を伝えたい
「さえ~!起きなさーい!」

はぁ。

またあのカップルを見なきゃいけないのか.........ユウウツ。



重たい体で身支度を済ませた。

「お母さん行ってきまーす。」


玄関を開けると





俊也がいた。

とりあえず、

「お、おはよ。」


「おはよ。」

「どうしてここに?彼女さんは?」

『彼女』自分で言っときながら

ものすごく傷付く。


「別れた。」

え。幻聴?

ヤバイ。泣きそう。

「俺さぁ、さえのことが.....す、スキ//」


「わ、わたしも、俊也がスキ!//」


そしてわたしたちは、甘い甘いキスをした。






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