危険なアイツと同居生活





これは天罰か、それとも神様のいたずらなのか。

気分が落ち着いたあたしの上に、いかずちが落ちた。




「め……芽衣……あれ……」




それを指すあたしの指は、絶望で震えていた。





あたしの指の先、そこに彼はいた。




茶色い髪を風に靡かせ歩いている蒼。

いつものにこにこ笑顔を作っている。

その左には……

蒼の左には、川藤ゆりがいた。




春だっていうのに、超ミニスカート。

足を見せつけるように小尻を振って歩いている。

そして、右手を蒼の腕に絡ませ……

蒼を見上げて微笑んでいる。





何あれ!

あれ、どう見てもカップルじゃん!!




< 137 / 528 >

この作品をシェア

pagetop