危険なアイツと同居生活
芽衣の家で、あたしは切れたように泣いた。
声をあげてわんわんと。
芽衣はそんなあたしの背中をさすり、ただ黙って横にいた。
「こんな時だから友達に甘えなよ」
芽衣がそんなことを言うから、存分に芽衣に甘えた。
泣いて泣いて、泣いた。
蒼の笑顔、蒼の手、蒼の唇の感覚を押し流すように。
友達って、素敵だと思った。
彼氏は恋愛が終わればそこでおしまい。
だけど、友情は永遠。
芽衣の存在に、あたしはどれだけ救われただろう。