危険なアイツと同居生活
ー唯sideー
どうしよう。
目が肥えている蒼に、あんな変なプレゼントを渡しても迷惑なだけ。
一層の事、黙って捨ててしまえば良かった。
ドキドキドキドキ……
鼓動が速い。
蒼、気に入ってくれるのかな?
小さな包みをおもむろに取り出し、蒼に差し出す。
「ありがとぉ」
蒼はにっこり笑って、軽いキスをくれた。
それだけで身体が高ぶってしまって。
びくっと飛び上がる。
「もう。唯ちゃん、敏感だなぁ」
そう言いながら包みを開いた蒼は、
「……」
言葉を失っている。
ほら!
やっぱりこんなもの、いらなかったんだ!
「ごめん!撤去!」
そう言って伸ばしたあたしの手を、優しく掴んだ蒼。
手から電流が流れ、あたしの身体は熱を放つ。
蒼、だめだよそんなの。
反則だよ?