危険なアイツと同居生活





「蒼はかっこよすぎて大人気だから……

誕生日プレゼントも渡せないよ」




唯ちゃんは少し震えている。




「プレゼント?」




唯ちゃんが、そんなものを用意してくれたの?

俺、何も言ってないのに、俺の誕生日を覚えていてくれたの?

それだけで、すごく嬉しいよ。





「プレゼント、ちょうだい」




そう言うと、唯ちゃんは顔を真っ赤にして横を向く。




「無理だよ……

あんな山のようなプレゼントを見てしまったら、あたしのプレゼントなんて……」



「そんなことない。

唯ちゃんのプレゼントが一番だよ」




俺は、唯ちゃんの身体に手を回した。


< 313 / 528 >

この作品をシェア

pagetop