危険なアイツと同居生活





「なに?おっさん?」




そう言う蒼に、




「てめぇ……

携帯には出ねぇし、探してもいねぇし、どこをほっつき歩いてんだか!?」




噛みつきそうなほどの勢いで飛びかかる優弥さん。

そのイラつきはMAXだ。




蒼は携帯を取り出し、




「あ。電池切れてた」




超マイペース発言。





「切れてたじゃねぇよ!!

早く来い!!」



「え?今日オフでしょ?」




蒼はそう言って舌を出したが、




「冗談抜かすな!!

今日は三ヶ月ぶりのテレビ出演だろうが!

そこで、絶対『腐ったおっさん』の話題が出るだろうよ!!」




大声で怒鳴り散らす優弥に、




「ぷっ。太ったおっさんだよ。

それとも優弥、腐ってることも認めてるの?」




さらに喧嘩を売る蒼。

鬼の形相の優弥さんに立ち向かう蒼。

その勇気は尊敬を通り越している。




「いいから来やがれ、ガキ!!」




そう言って優弥さんは蒼のシャツを掴んで歩き出した。




そんなわけで、蒼はブチ切れの優弥さんに連行されて去っていった。




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