危険なアイツと同居生活
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あれから数日後……。
「いってらっしゃい」
お母さんに手を振られ、あたしは家を出た。
大きなキャリーバッグに荷物を詰めて。
「今日の昼には新居に荷物が届くから、その頃には必ず家にいるようにね」
お母さんは心配そうに言う。
そんなお母さんに、
「大丈夫だって!」
明るく言い返す。
「だってあたし、もう大学生だから!!」
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