危険なアイツと同居生活




慣れ親しんだ制服も卒業した。

黒かった髪も茶色に染めた。

そして、まだまだ田舎臭さは抜けないかもしれないけど、あたしはこの春大学に入学する。

そう、華の大学生だ!






見慣れた道を歩きながら、iPodのスイッチを入れる。

そこから流れてくる、魅惑の旋律。

かっこよくて、色っぽくて……

あたしの胸を掻き回した。




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