危険なアイツと同居生活





「それでさ、唯ちゃん?」




蒼は無邪気な顔であたしを見る。

そして、笑顔で何かをどさっと机の上に置いた。

それを見て、うっと口を閉じる。




だって机の上にあったものは……

王子スマイルを放つ隆太のポスターと、うちわの骨組み。

そして、金色に輝く飾りにハサミ。





「なに、これ」




あたしの声は上ずっている。

蒼は笑顔のままこう言った。




「明日、コンサートでしょ。

早く準備しなきゃ」



「え……」



「TODAYの東京ドーム公演。

隆太に無理言って取ってもらったんだから」



「はぁぁぁぁあ!?」




あたしは絶叫していた。





じょ……冗談じゃない!

なんであたしがTODAYのコンサートなんかに……





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