危険なアイツと同居生活
「お前ら……」
優弥さんの声が震えている。
「どういうつもりだ……」
「どういうつもりもない。
リーダーを笑顔で送る会だよ」
精一杯の笑顔を作る蒼だが、その顔は泣いているようにすら思える。
「マジでありがとな、優弥」
賢一は優弥さんに背を向けた。
「生意気な後輩の面倒を見てくれて、ありがとう」
慎吾はそう言って下を向いた。
「お前らまさか……」
優弥さんは何かを言いかけて口を噤んだ。
そして、再び口を開く。
「まぁいい。
ちょうど俺もお前らに話があった」
その言葉を聞いて、三人は頷いた。
とてもとても悲しい顔で。
そんな三人の顔を見ると、胸がずきんと痛んだ。