危険なアイツと同居生活
「碧。準備いいか」
不意に声が聞こえ、
「あぁ」
どこからともなく聞こえる碧の声 。
「ほら、行けよ」
優弥さんが鼻で笑いながら、部屋の向こうを指差す。
優弥さんの指の先には、煌々とライトで照らされた舞台があって。
たくさんのスタッフがせわしなく動いている。
「え……」
思わず躊躇っていると、
「はやく行けよ。
蒼はお前を信じてるんだ」
優弥さんはイラついたように吐き捨てる。
「蒼を悲しませるな」