いつか、また会える日まで。

「……あ、お母さんにも連絡いれとかなきゃいけない」



連絡先からお母さんを探す。

仕事がない日にはメールを開くが、ある日には全く開かないお母さん。

緊急な連絡は電話でないと伝わらないのだ。


「……あった!」



プルルルルル……

「あっ……もしもし?お母さん?」


『もしもし。どうしたの?』


「次……3日後だっけ……うん!3日後に学校早退して病院に行くことになってるんだけど、その時にお母さんも一緒に来てって小坂先生が!」


『3日後?……あ、大丈夫よ〜。その日は2時までしか入ってないから!』


「ほんとー?よかった!治療のことの詳しい説明とかがあるみたいなんだ」


『分かったわ!何時に学校に行こうか?』


「仕事終わってすぐになっちゃうんだけど……2時半ぐらいにお願いしていい?3時からだから、それに間に合うようにお願いっ」


『余裕よー!任せなさい!』


「夏祭りの時みたいなのは嫌だよー……」


『大丈夫だってー!成るように成るわよ』


「……それ、アウトだから」


『……あれれー?おっかしいぞー?』


「やめて、そんなことに私が大好きなキャラを使わないで。

……ていうか、その台詞使い方間違ってるし!この台詞は、小学1年生の姿になって中々刑事さんたちに話を聞いてもらえないから目をつけさせるためにするの!探偵やお姉ちゃんの友達を眠らせることができる環境ならそれをする必要はないんだけど、鋭い人がいる時とか、眠ったときに座るスペースがないときに使うの。わざと子供っぽく不思議そうに言うことで……

……あっ!ごめん!止まらなくなってたよ……」



私の好きな某探偵漫画。

単行本は全て持っている。

アニメは毎週録画……してるけど、この寮はテレビを観る時間が決まっているためなかなか見ることができない。

映画は毎年上映初日に観に行っている。


もうすぐ完結になるそうで、少し……いや、だいぶ寂しい。
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