いつか、また会える日まで。


「……お前なら本当になりかねないな」



「ち、ちょっと、そこは否定して突っ込むところでしょうが!肯定されたら逆に恥ずかしいよっ」



「ふーん」



こんな感じだけど、優しさの塊だもんね。

悩んでいるときはいつもそばに居てくれる。


いつも、欲しい言葉以上のものをくれる。



私に安心を与えてくれる。




「ありがとう。大好きだよ、咲夜」




すると咲夜は立ち止まって言う。



「突然なんだよ。……俺もだバーカ」



そして、そっと私を抱きしめてこう言うんだ。



「大丈夫だ。どんなに離れていたって、俺らはいつまでも一緒だ。……いくらでも待つから」



「ッ……ほんっと……なんでこんなに……優ッしいの……」



そうは言いながらも私は咲夜に頼る。


咲夜も、そんな私を受け止めてくれる。





私たちは、幸せ者だね。


何があっても、私たちなら大丈夫だ。

今、こんなにも大きな壁を乗り越えようとしているのだから。
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