愛されることの奇跡、愛することの軌跡
「ねぇ、健吾ぉ」


恥ずかしさもあり、ちょっと甘えて言ってみる。


『なぁに?』


「さっき、驚いた顔してから、耐えるように目をギュッとつぶってたけど、どうしたの?」


健吾は、私に軽くキスをしてから答えた。


『あれは…ちょっと言いにくいんだけど、今までの適当なセックスと訳が違ってあまりにも感じ方が違い過ぎて驚いたんだ。玲奈の中の俺が、がっちり玲奈の内側の壁と絡まって吸い付いて、腰ごと持っていかれる感覚で、脳天まで痺れて、メチャメチャ気持ち良くて、すぐイッちゃいそうだったから目をつぶって耐えたんだよ』


「健吾…」


健吾は私の頬を撫でている。
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