愛されることの奇跡、愛することの軌跡
学校では新体操をやっている華奢で顔の小さな子。


体が柔らかくて私の前でV字バランスを披露してくれて。


同性の私から見ても守りたくなる"妹"タイプの子。


「私、知らなかったよ、そんなこと」


『そりゃ知らないでしょ。言ってないんだもん』


何か、私だけのけ者?って感じ。


「陽平より、健吾から話を聞きたかったよ」


『そんなの、無理に決まってるじゃん。先生がお前に話したところで、お前に何ができる?先生は成瀬川グループの次男坊だから、その親なんてお前が敵う相手ではないだろ?』


成瀬川グループの会長である健吾のお父さん。


ヘタすると、総理大臣より遠い存在かも。
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