きっと、君が。
「なんも知らないくせに…。神崎のあほっ‼︎」


玄関の扉に鍵を差し込む。


カチャリ、小さな音をたてて鍵があいた。


そんな小さな音でさえ、誰もいないこの家では大きく感じる。


「ただいま…。誰もいないのになんで言ってんだろ。」


自嘲気味に笑い制服を脱ぎ捨てる。


今日はどうしようかな。


静かな部屋に突如聞こえてくる雨音。


「雨…。こんなんじゃ外に出る気もしない。」


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