偽装アイ。

幸せな時間





それからはあっという間だった



送ってくれた次の日から私たちはお互いを名前で呼ぶようになった



悠太がいうには名前で呼ぶことが仲いい証拠なんだって



このことは茉奈にも話した



やっぱり、前と同じように叫んでいたしすごく羨ましいがられていつか紹介して欲しいと頼まれた



私は“いつかね”といって話をそらしていた



なんかそんなことをしたら悠太を裏切ってしまうような気がして…



悠太とは表立って話したりはしなかった



でも、目が合うとお互い笑ったり



クラブでは悠太寝ることもなく他愛もない話をするようになった



たまにそこに先生が混ざったりして



前より活動が楽しくなっていた



…そんな時




「俺と…付き合ってくれないかな」











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