偽装アイ。




そんなことを悠太から言われたのはあれから2ヶ月後の夏休み前だったーー。




「え?」



いつものようにクラブ活動が終わり家まで送ってもらっている途中だった



私はビックリしてたぶんおかしな顔をしていたと思う



「ごめん!急にこんな…
でも俺結愛のこと本気で好きなんだ
だから…」



悠太の目は本気だった



私は正直嬉しかった



でもこれ以上悠太には近づけないと思った



友達になるのはよかった



でもそのあと、悠太は私にすごくなついてきた



それがすこし心配な部分だった



最初は私が友達になって他にも友達を作れるようになってくれればよかった



でも悠太は私以外の人を望んだりしなかった







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