君の居場所
気づけば自分の口からその言葉が出てきて。
戸惑いながらも何とか声を出した。
頼斗は隣で吹き出して、縲さんはきょとんとしてる。
手で口を押える頼斗を睨みながら、答えを待つ。
「・・・俺に、初めてしゃべったかと思えば、〝おいくつですか?〟かよ。
俺らの記念すべき第1回目の会話がそれって。
一応答えるが、俺は今年で42だ。」
42?
いや、絶対ありえないから。
若作りは、してなさそうだし。
う~ん、若く見える。