空の誓い、海との約束
曲が変わり、次の人と踊っている陛下を見つめたまま僕はしばし呆然としていた。
『特別にお話したく思います』
それはもしかして、僕と彼の瞳が同じだから?
それとも、僕を候補として見てくれているから?
前者だろうと予測しつつ、複雑な思いが去来する。どうしてかは自分でも分からない。
どちらにせよ、彼の事を詳しく聞けるかもしれない。陛下の事をもっと知れるかもしれない。
まさかの出来事が続いて頭が混乱しているせいか、嫉妬と羨望の入り混じった周囲の視線や囁きも気にならなかった。
陛下直々に御声を掛けられた事もあって“こいつは良い魚かも”と思われたのか、何人もの女性に声を掛けられた。
退場せずに待っていろと言われた手前、無下に断るわけにもいかず、僕は僕より背の高い女性達とくるくる回り続ける羽目になった。
「お疲れ様、シェリフ。素敵な女性は見つかった?」
やっと陛下に呼ばれて別室へたどり着いた時、僕はぐったり疲れていた。
「からかわないでください、陛下」
楽しそうに笑う陛下には微塵の疲れも見られない。僕よりずっと踊っていたはずなんだけど。
やっぱり僕は日陰に居過ぎたんだろうなあ。なんて、今はそんな事どうでもいい。
『特別にお話したく思います』
それはもしかして、僕と彼の瞳が同じだから?
それとも、僕を候補として見てくれているから?
前者だろうと予測しつつ、複雑な思いが去来する。どうしてかは自分でも分からない。
どちらにせよ、彼の事を詳しく聞けるかもしれない。陛下の事をもっと知れるかもしれない。
まさかの出来事が続いて頭が混乱しているせいか、嫉妬と羨望の入り混じった周囲の視線や囁きも気にならなかった。
陛下直々に御声を掛けられた事もあって“こいつは良い魚かも”と思われたのか、何人もの女性に声を掛けられた。
退場せずに待っていろと言われた手前、無下に断るわけにもいかず、僕は僕より背の高い女性達とくるくる回り続ける羽目になった。
「お疲れ様、シェリフ。素敵な女性は見つかった?」
やっと陛下に呼ばれて別室へたどり着いた時、僕はぐったり疲れていた。
「からかわないでください、陛下」
楽しそうに笑う陛下には微塵の疲れも見られない。僕よりずっと踊っていたはずなんだけど。
やっぱり僕は日陰に居過ぎたんだろうなあ。なんて、今はそんな事どうでもいい。