空の誓い、海との約束
『万が一女王陛下を踊りに誘えたらチャンスです』
踊りに誘えるかが第一関門。これはこっちからアピールするとこ。
『舞踏会の途中、陛下は“この方は”と思われた人を会話に御誘いになられます』
会話に誘われるかが第二関門。これは向こうの出方を待つとこ。
『万が一会話に誘われたら、とにかく陛下を褒めること。そして陛下への想いを熱く語り、プロポーズします』
まだ会ってもいない女性に何を熱く語れって言うんだ。『父上の権力の為に僕と結婚して下さい』って言えばいいのか?
『そして万が一伴侶に相応しいと選ばれた場合、陛下から一年後の夜会に招待されます。そこで重鎮達が見守る中、男性の側から正式に結婚を申し込み、正式な婚約、婚姻と相成ります』
万が一万が一うるさい。結局『お前が選ばれる訳無い』って言ってるよね。
「面倒くせぇ」
もうひとつ溜息をついて、僕は寝返りをうった。船が波に揺れ、天井のシャンデリアがうるさく煌めいた。
踊りに誘えるかが第一関門。これはこっちからアピールするとこ。
『舞踏会の途中、陛下は“この方は”と思われた人を会話に御誘いになられます』
会話に誘われるかが第二関門。これは向こうの出方を待つとこ。
『万が一会話に誘われたら、とにかく陛下を褒めること。そして陛下への想いを熱く語り、プロポーズします』
まだ会ってもいない女性に何を熱く語れって言うんだ。『父上の権力の為に僕と結婚して下さい』って言えばいいのか?
『そして万が一伴侶に相応しいと選ばれた場合、陛下から一年後の夜会に招待されます。そこで重鎮達が見守る中、男性の側から正式に結婚を申し込み、正式な婚約、婚姻と相成ります』
万が一万が一うるさい。結局『お前が選ばれる訳無い』って言ってるよね。
「面倒くせぇ」
もうひとつ溜息をついて、僕は寝返りをうった。船が波に揺れ、天井のシャンデリアがうるさく煌めいた。