瞳の中の碧い海
「健ちゃんやカナちゃん以外に
友達できたの?」
「うん、そう」
「もしかして彼氏?」
ママが今日は
珍しく突っ込んでくるな…
どうしたんだろう?
「そんなわけないじゃん」
「何ていう子?」
「…どうして
そんな事訊くの?
珍しいね?」
「だっていつもなら
友達が出来たよって
翼の方から話すのに…」
「もう子供じゃないんだから…
なつめちゃんって子よ。
とってもきれいな子」
そう言いながら
棗は名前も見た目も
男か女か分からなくて
面白いな
なんて思った。