ブラックレター~高嶺の花に恋します~




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「んあー!おもしろかったねー!」


「うんっ!」




映画館の外に出てグイッと体を伸ばす絢子と、その後ろをついて歩く私。


映画が終わったのは夜遅く。

レイトショーだったせいか人も少なくて、会場を出た後も辺りは静かだった。


生ぬるい風が顔に当たる。

まだまだ涼しいにはほど遠い。


それにしても昼間は騒めいている世界が物静かに存在しているのはとても不思議な感じだ。

でも、私はこの夜の静けさがたまらなく好きだったりする。




「これのドラマ最初から見直したくなったわー」




帰りにレンタル寄ろうかなーと笑う絢子に私は小さく頷く。


映画はドラマの続き物で医療系の内容だった。

もちろん映画だけでも楽しめる内容だったので、私も大満足だ。




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